ラムのブランド名としては、とてもシンプルな「ONERUM」
造り手や地域にちなんだ名でなく、なぜ「ONERUM」なのか、気になった方もいると思います。
その名には「共生」という意味が込められています。
一つは、様々な業界の有志から成る「ONERUM」チームが共生しながら、ラムを造り続けていくこと。
そしてもう一つは、生産農家などさとうきびの産業に携わる方たちに寄り添い、共生しながら「さとうきびで沖縄にさらなる熱気を。」という目標を実現すべく活動を続けていくことを表しています。
しかし実は、その発想の発端は、チームメンバーの一人の思いつきでした…
彼はレゲエミュージックが好きで、その中でも、ボブ・マーリーの「One Love」という曲が大好き。
まだプロジェクト名(ブランド名)が決まっていなかったある日、車の中でこの曲を聞いていると、曲名を少しもじった「One Rum」というネーミングをひらめいたのだとか。
ラムといえば、レゲエが盛んなラテン地域が主産地であり、ラムを片手にレゲエを楽しむというのはカルチャーの一部とも言えます。
一方で沖縄にもどこか似た雰囲気があり、親和性が高いこと、また「One Love」に込められた「競争ではなく共生」というイメージも、今回のプロジェクトにピッタリだったことから「ONERUM」と名づけるに至りました。
メンバーの想いは熱いプロジェクトですが、その名の発端は、お酒と沖縄を愛する一人の男の思いつきだったのです。